石川けんじ
石川けんじ石川けんじ

09年予算審査特別委員会で質問しました

区役所周辺へのアクセス改善を求めました

09年予算審査特別委員会で質問しました 石川けんじ議員は、宮前区役所周辺に集中する「市民館・図書館・福祉事務所・保健所・消防署・警察署などへの交通アクセスの改善は、最も重要な市民サービスの課題」だと指摘し、改善を求めました。
総合企画局長は「利用者の状況などを踏まえながら関係局区と検討したい」と約束。阿部市長も「時間を要する地域もあるが、市民協働拠点としての区役所をさらに活用していく」と答えました。

(※ 石川けんじのコメント)
出張所の届け出業務を廃止し、区役所に統合する計画が進んでいます。川崎市は、届け出業務の利用者は40人程度だといいますが、区役所自体、不便な所にあり、その周辺の公的機関へのアクセスの改善要望の声は、区内全域から挙がっています。今後、具体的な改善点について、区民の皆さんとさらに運動を進めていきたいと思います。

わくわくプラザの改善と学童保育への支援について
同一の指定管理者の運営継続も検討
(指定管理者の更新)

子ども文化センターや、わくわくプラザなどの運営事業者の更新が2011年に行われます。石川議員が「事業と職員の継続性・安定性を担保すべき」と求めたのに対し、子ども本部長は「対人サービスが主体の施設」であり「公募が原則だが、現行の指定管理者の継続も検討したい」と答えました。

大規模わくわくプラザに複数のスタッフリーダー配置へ

わくわくプラザの大規模化について、石川議員が、施設だけでなく、正規職員のスタッフリーダーを複数配置すべきと求めたのに対し、子ども本部長は「高津小でプラザ室を増築し、スタッフリーダーを2名配置済みであり、土橋小、南生田小のわくわくプラザについては、学校敷地が狭く施設の大規模化が困難な状況にあることから、スタッフリーダーを2名配置するなど検討する」と答えました。

国の「安心こども基金」を利用し、自主学童保育整備に補助を

政府創設の「安心こども基金(1000億円)」が、民間アパートを学童保育に転用する場合にも使えることから、川崎市でも新設・分割する自主学童保育支援として活用するよう要望。
子ども本部長は「今のところそのケースを計画に含める予定はない」と答えました。
石川議員は、全児童対策の「わくわくプラザ事業」と「学童保育事業」を共に進めるよう求め、保護者負担の重い自主学童保育への財政的支援を重ねて求めました。

公共事業の早期発見と標準化について

建設局関連で新年度約25%(件数ベース)の見込み

不況下で苦しむ市内建設業の仕事おこしのために、新年度当初の4~6月の工事の早期発注を求めたのに対し、建設局長は「昨年10月から調整を進め、第1・四半期(4~6月)について、件数ベースで年間執行予定の25%を見込んでいる」と答弁。
石川議員は、昨年10月からの準備で早期発注を実現したが、各局とも早期発注と平準化を一層すすめるよう求めました。

地球温暖化対策について

市の「温暖化対策条例(検討中)」で事業者の排出量の実態把握を行う
神奈川県や横浜市が提案している温暖化対策の条例では、大規模事業者に対し「事業活動温暖化対策計画書」の提出を義務付け、公表で事業活動による温室効果ガスの削減に向けたとりくみがなされています。
石川議員は、産業部門の削減目標を明確にするとともに、排出実態の把握を求めました。環境局長は「環境審議会温暖化対策特別委員会で部門別削減目標についても検討していただく」「市の温暖化対策条例に、削減の取り組み促進と排出の実態を把握するため、温暖化対策計画書制度を創設したい」と答弁しました。