大飯再稼働決定に強く抗議します! 消費税増税など、多くの国民の声を無視する政治は変えましょう!
6月16日とその前日には、首相官邸を1万1千人が取り囲み、再稼働中止を求めるなど、多くの国民が反対する中での再稼働の強行でした。すでに、各方面から指摘をされているように、国会の事故調査委員会での福島の原発事故の検証も途上で、まともな原子力規制機関も設置されず、原子炉メーカー任せのストレステストや暫定的な安全基準を根拠とする、無責任かつ無謀な決定です。
「電力が不足になったらどうするんだ」と、「恫喝」ともいえる圧力をかけ、無理やり地方自治体の「合意」を取り付けたとい言います。「電力不足」も電力会社の融通が図れれば心配はないと、「電力不足論」はその根拠を失っています。「何が何でも再稼働」という、政府の決定は、理性を欠いた「暴走」です。
いまなお、福島原発事故により、多くの被害者が健康被害や経済的・精神的苦痛を強いられている中で、その解決を先送りや曖昧にしたままで、どうして、「原発再開」ができるのでしょうか?そもそも、核廃棄物の処理は全く未解決で、これほど、環境を破壊する行為はなく、地球や人類の未来にこれほどの「負の遺産」を「悪」と知りつつ、積み上げてゆく権利が私たちにあるでしょうか?
消費税の増税の民主・自民・公明の合意など、立ちはだかる世論を踏みつけ、暴走しよとしている政治を改めることが必要です。政府が決めたからと言ってあきらめるわけにはいきません。より一層、みんなの声を広げ、大きくして、その声で、悪政を推進する人たちを取り囲み、追い詰めましょう。「草の根」の強さを見せてやりましょう。