石川けんじ
石川けんじ石川けんじ

予算特別委員会報告⑥                       保育園の待機児解消について

 

新年度、認可保育園に申し込んでも入れなかった児童数は、全市で2699人、宮前区で、入所できなかった児童数は484名で、不承諾率は47%と市内でもっとも、高くなりました。そこで、区内の整備計画をただしました。
新年度、新たに整備が決定した場所は、以下の通りです。石川市議は、菅生地区の整備が遅れていることから、整備を求めました。近藤こども本部長は、「広域的利用を想定し、土橋4丁目に240名の大規模な保育所を整備するので、推移を見据えてまいりたい」との答弁に留まりました。

◎土橋4丁目地内 240名定員市有地活用

◎野川地内 60名定員 国有地活用

◎東有馬地内 60名定員 民有地活用

◎東急田園都市線沿線
7か所 30名定員 民間事業者活用型

また、地域保育園の支援と指導の充実について質問しました。こども本部長は「「認可外保育園の再構築を行うことから、新たな基準を設け、施設整備等に対する補助についても、その中で検討する」と答弁。指導については「民間保育施設指導員を2名増加し、6名にし、指導監督体制の強化を図り、保育サービスの質の向上にむけ取り組みを進める」「立ち入り調査により、認可外保育施設に対する指導監督基準に照らし、改善指導を行い、1か月以内に改善が見られない場合は直ちにホームページに掲載し、その後改善が図られて場合でも、その改善日を付して、翌年度まで掲載することとした」と答えました。保護者への情報提供の改善は、2010年4月に「保育室 チャイルド宮前」の0歳児の死亡事故を契機に保護者らの訴えで改善が要望されていたものです。