2021年12月議会 (3)向丘出張所の今後の活用について
(3)向丘出張所の今後の活用について
①相談機能の充実は地域の声
「向丘出張所の今後の活用に関する方針(案)」が発表され、パブリックコメントが行われことを受けて、「地域の方々から、身近な行政サービス提供の拠点として、機能強化を望む声が少なくない」「相談窓口の常設化をすべき」と質しました。
市民文化局長は「様々な問い合わせを適切な窓口につなげられる出張所を目指した取り組みを進める」「行政と地域の連携による相談窓口の充実に向けた取り組みや、オンラインを活用した相談の在り方を検討する」と答弁。
2012年1月以降に区役所に移された向丘出張所の機能
①住民異動届(転出・転入届など)
②戸籍の提出(婚姻届・出生届)
➂印鑑登録
➃川崎市民カードの発行(現在は廃止)
⑤子ども手当の申請
⑥小・中学校の入学・転校の手続き
⑦国民健康保険に関すること
⑧国民年金に関すること
⑨住民基本台帳カードに関することなど
②「建て替え」「図書館機能」を求めました
石川市議は、「様々な声に応えるために、建て替えも必要」「また、当面の間、図書コーナーの設置も検討すべき」と質問。市民文化局長は「目標耐久年数である60年以上の活用に向け、経過年数に応じた対応を行う」「将来的には利用状況を踏まえ、建て替えも含めた効果的・効率的な整備を検討する。図書の返却ボックスについては協議している」「図書を「配架できる環境について検討してゆく」と答えました。
(宮前区東有馬にある生涯学習施設アリーノは、3階建ての施設。図書室、学習室、調理室、小ホールなどがあり、地域の活動拠点になっている)