【2006年第3回定例会(9月議会)】スーパー銭湯建設の規制、商店街の街路灯補助を(2006.9.26)
2006,09,26, Tuesday
9月議会の決算審査特別委員会(9月26日)で、共産党の石川けんじ議員が市民要望をとりあげて質問、実現をもとめて奮闘しました
住環境維持のためスーパー銭湯の規制を
石川けんじ議員は、宮前平温泉施設建設をめぐり渋滞、騒音、交通安全など地域環境が悪化する問題で、大型の浴場施設建設の規制や問題解決にむけた他都市との連携について質問しました。
まちづくり局長は「規制は困難」としながらも「地域と調和した計画になるよう、事業者に対して継続的に指導する」と答弁。県内他都市との間で「スーパー銭湯問題協議会」の立ち上げを川崎市が提起し、10月26日には第1回の協議会が開かれ、「他都市における事例など情報の共有化を図り、問題解決に向けて話し合いを行なう」ことを明らかにしました。
商店街街路灯の維持管理への支援強化を
石川議員は商店街の街路灯の維持管理への支援強化について、今年1月~9月に市が行った街路灯維持管理の調査について質問。
調査は市内商店街の4分の1にあたる64商店会で行なわれ、商店会が負担する電気代などの年間の平均維持費は36万円で、今後の維持管理に不安や困難を感じている商店会が2割にのぼることが明らかになりました。また、維持が困難な街路灯に関しては地元町内会・自治会との合意があれば、町内会・自治会が維持する防犯灯に移管することが可能であるとの答弁がありました。
市が行なっている電気料補助(6割)の引き上げなど具体的な支援強化を求めたのに対し、経済局長は「今後も、機会を捉えて現地調査を継続して実施し、街路灯に関する管理状況、要望、課題等の把握に努め、施策の充実に努める」と答えました。