川崎市立川崎高校定時制と付属中学の視察を行いました。
6月16日、中学校給食に取り組んできた市民の方とともに、日本共産党市会議員団で川崎高校付属中学校に視察を行いました。私たちは、中学校給食実施に当たって、自校方式での実施を求めてきましたが、川崎市教員委員会は、3箇所の給食センター方式を採用、現在の事業者の選定を進めています。この日は、新しく新築された学校で、給食の搬入経路や保管状況を検討するために行われました。エレベータの間口と運搬用のワゴンのサイズ、食管の受け渡しスペースは確保されているのかなどについて、検証しました。
一番危惧を抱いたのは、トラックから保管所までの移動はできたとしても、ワゴンから食管を生徒に渡す方法や職員配置がまったく不明確だということです。この中学校の構造では、食管を置くスペースも狭く、生徒の動線も確保されていないとい感想を持ちました。事業者への契約条件では、事業者の役割は、保管庫までの搬入・搬出となっていますが、参加者からは、「給食時間を有効に使うためにも、他都市で行われているように、事業者に教室まで運んでもらう必要があるのではないか」という声は、大切な指摘だと思います。
視察では、川崎高校定時制(昼間部・夜間部)について、説明を受け、校舎の視察も行いました。