石川けんじ
石川けんじ石川けんじ

2013年度予算特別委員会報告(同行支援の充実について)

通院の際、介助が必要な障がい者の方の支援事業に「同行援護」があります。病院までの移動にかかわる時間は、制度の対処となり1割負担で利用できますが、病院内の待ち時間は、制度対象外となっています。待ち時間の制度対応について、質しました。

木村実健康福祉局長は、今までは通院とは別目的の外出を併せて行うときのみ同行援護が利用できるとされておリ、通院のみの場合は、居宅介護の通院等介助を利用することとされておりましたが、本年2月に「通院のみの同行援護の利用も可能とする」という考え方が国から示されました」と周知に努めるとし、院内の制度適応については、「原則として対象となりませんが、受付及び薬の受け取りなどにかかる待ち時間は、30分を上限として制度の対象としている。院内での視覚的情報の支援や排せつなどを行う場合につきましては、個別に支援にかかる時間数を判断し、必要とされる部分につきまして制度の対象としているところでございます。」と答弁しました。

私は、障がい者の方が健常者の方と同じように治療が受けられるようにすることが支援の目的。予約を入れても2~3時間待つことはざらであり、待ち時間の制度適応を広げるべき」と質問。木村実健康福祉局長は「個別の相談の中で対応してまいりたいと考えております」と答弁し、必要なケースには適応範囲を拡げるとの答弁しました。

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