石川けんじ
石川けんじ石川けんじ

許せないゴミ収集日の削減

環境局は、今年9月2日から「普通ごみ」の収集を週3回から2回に減らしてしまいます。(収集日は下記のファイルをクリックしてください。)

私の住む土橋は、木曜日の朝、収集をすると、次は、月曜日の朝。木・金・土・日の4日間の普通ごみを ためておかなければなりません。介護などで紙おむつを使う家庭などでは、回数の削減は、衛生上も大変なことです。

市は、パンフレットを製作して、市民に理解を求めるとしていますが、そのパンフには、ごみの減量の効果として「今後40年間で約720億円(1年あたり約18億円)の削減」と宣伝しています。

しかし、この効果は、ごみ処理場を4か所から3か所に減らすことによるものが大きく、収集回数の削減で削減される経費は約5億円です。

昨年の環境委員会(2012年10月31日)で、ゴミ収集日の削減に反対する陳情が審議をされましたが、残念ながら、自民・公明・民主・みんなの各会派は、不採択を主張、陳情に賛成したのは、共産党のみで、「不採択」となりました。

ごみの減量や分別は進めなければなりません。しかし、ごみが減ったから、収集回数を減らして、4日分の生ごみを家庭に試させるやり方は、公衆衛生上も問題です。

市民からも評価のたかったごみ収集の仕事をこれまで通り進めることに、皆さんは反対するでしょうか?日本共産党川崎市議団で行ったアンケートでも、週3回を維持してほしいとの声は74%にも上ります。今後、収集日を増やしてゆく声を広げてゆきたいと思います。