認可保育園の申し込み状況。増える申請、宮前区は不承諾も増加。
認可保育園に入所を希望している保護者への決定通知が送られましたが、すでに「保育園に入れなかった。どうすればいいか?」「近くの地域保育園に尋ねたが、1歳児はダメと言われた」など、不承諾となった保護者の方から、ご意見が寄せられています。今年の申請者数は、全市で7,383名(宮前区1,229名)で市は、151名増、区では、201名増加しています。
問題なのは、不承諾数が増えている点です。全市では、2660名と前年度と比べ、39名とわずかに減りましたが、ほぼ横ばい状態。高止まりです。宮前区の不承諾数は504名と20名増加してしまいました。
待機児童の解消は、喫緊の課題と言われながら、一向に解消ができない現状にあります。日本共産党としても、保育の公的役割を果たすために、整備計画の見直し、公有地はもとより民有地の活用を行い、整備を進めるよう提案してきました。
「もし、保育園に入れなければ、仕事をやめざるを得ない」という保護者の言葉に、改めて市政の遅れに怒りを感じました。予算議会の大きな争点にしてゆきたいと思います。