山崎雅子さんを青年会議所の方が取材に来ました。
12月2日、川崎の青年会議所の方が、山崎雅子さんを取材されました。自己紹介や政治に対する思いなどをビデオにおさめ、ホームページで公開するとのことです。川崎市の衆議院選挙の小選挙区の予定候補全員のビデオをアップするという意欲的な取り組みです。
山崎さんは、「単身女性の3人に1人が年収112万円以下の貧困、そして子どもの6人に1人が貧困に苦しんでいます。1日の食事が学校給食だけ、という子どももいます。年金が月5万円以下で暮らしている高齢者も多い」と、「こういう人たちに重くのしかかってくる消費税増税は、やめさせなければ」と力がこもります。
とりわけ、ノルウエ―の子育て支援の話は、私もとても参考になりました。
「ノルウエ―では、家の近くにも職場の近くにも保育園があり、待機児童などありません。在学中の出産にも支えられるように、大学の中にも保育園があるほどの徹底ぶり。子どもを出産しても8割のお母さんが仕事を続け、11か月は給料が100%保障されます。お父さんも12週間は育児休暇が保障されます」
「幼い子どもがいても、女性も管理職になれるし、そのお母さんが4時には保育園に迎に行き、6時にはお父さんも帰宅し、ゆったりと食事ができるんです」
今の日本では、考えられないような生活ですが、もう少し安心できる子育て、生活、仕事の環境がなければ、日本が壊れてしまいます。
山崎さんは「子どもは国の宝」、「これを政治の柱に据えましょう」と訴えます。「低すぎる年金」「経済を壊すTPP」「軍事基地」「憲法」の問題など課題はたくさんあります。「命を生み、育てる」という女性の視点で、今の政治を見直すことが、大切だと感じました。