❏鷺沼駅前再開発事業について 超高層マンションは、環境対策にも逆行するもの
2021年6月23日第2回定例会において、一般質問を行い,鷺沼駅前再編整備について、質疑を行いました。
❏鷺沼駅前再開発事業について
超高層マンションは、環境対策にも逆行するもの
私は、「経済産業省では、大幅な省エネルギー化と共に、再生可能エネルギーを導入し、年間の1次エネルギー消費量をゼロにすることを目指した建築物の実現と普及に向けて、『ネット・ゼロ・エネルギー・ビル』略称ZEB(ゼブ)化を進めようとしている」
しかし、「超高層マンションは、創エネよりも消費が大きくなり、CO2排出量は増える。どのくらい増えるのか」と質問。
奥澤まちづくり局長は「積極的に環境配慮に取り組むことで、エネルギー使用の低減を図る。標準的な温室効果ガスの排出量と比較すると、削減になる」と答弁しましたが、排出量が増加することを否定できませんでした。
鷺沼郵便局前の道路の地質は軟弱土壌。大震災時に通行できるのか?
「鷺沼郵便局のあたりから土橋小学校付近までは「ゆれやすい」地域に指定されています。ちょうどこの部分は、大規模な盛土のあった地域と重なります。駅前に通じる道路の地盤が軟弱であることから、鷺沼郵便局前の道路はどの程度の地震に耐えられるのか」質問。
建設緑政局長は「橋りょうなどについては、耐震対策を実施している」としたものの、道路については、耐震対策が行われていないことが判明しました。
市長は、1万人以上の計画見直しを求める声をしっかり受け止めよ
鷺沼駅前再開発事業、区役所・市民館・図書館の移転の見直しを求める陳情署名が10,417筆も寄せられて事について、福田市長は「多様な考え方、とらえ方がある」と答え、「住民の生活環境を犠牲にしても『にぎわい』が必要か」との問いには「都市機能の集積や交通結節機能の強化に取り組む」「引き続き、市民に丁寧に説明してゆく」と答えました。