石川けんじ
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2019年度決算特別委員会報告➂  公園緑地の整備促進を

市民一人当たりの都市公園面積は、政令市20都市中19位

私は、都市公園の設置状況について質問を行いました。建設緑政局みどりの企画管理課長は「令和2年3月末時点で、都市公園数1,168か所、都市公園面積約611haで、市民一人当たりの都市公園面積は約4㎡。2018年度末で(政令市20都市中)19番目」であると答弁。昨年の増加は5か所、1,778㎡で、開発行為による帰属によるものでした。

開発行為以外の整備を行うよう求めたのに対し、「小学校区を構成する町丁目の3分の2以上の公園を配置するよう努めている。寄付や借地、公有地の有効活用により、身近な公園の整備に努める」との答弁がありました。私は「土地の買い取りを含めた公園用地の取得が必要」と求めました。

公園緑地の予算を増やし、コロナ渦で地元では困難になった維持管理は行政の責任で

公園の管理について、「公園緑地維持管理事業費」の2019年度決算額は、21億5千万円で、前年度比5%減となっています。昨年度各区の道路公園センターに寄せられた住民からの陳情は、7,819件で全体の約3割に上ります。その内容は、樹木の選定と公園施設の補修に関する内容が多いことからも、さらなる予算確保が必要です。

私は、「コロナ対策による地元の活動の自粛や長雨の後の暑さによって、草木の成長も早い。予算を確保し、地元の協議会が担い切らない草刈りは、業者委託を含め、市として予算をつけて管理すべき」と質したのに対し、建設緑政局みどりの保全整備課担当課長は「作業が困難な場合は、各区道路公園センターへご相談いただき、直営作業や委託等に対応している」と、市として対応すると答えました。