石川けんじ
石川けんじ石川けんじ

08年予算審査特別委員会で質問しました

08年予算審査特別委員会で質問しました

2008,03,17, Monday

川崎市議会では、その年の最初の議会で予算案について審議します。今年は二月一九日から三月一九日にかけて予算議会が開かれました。三月七日から十一日までの四日間は予算審査特別委員会が行われ、私は初日の七日に、コミュニティ交通問題、わくわくプラザと学童保育、商店街支援なとについて質問しました。
2008,03,17, Monday
コミュニティー交通への公的支援を
コミュニティ交通の問題では、交通空白・不便地域の解消は、行政の責任で解決すべきだと指摘しました。

まちづくり局長は「新たなバス交通ニーズへの施策は、行政が主体で実施するのではなく、地域の方々が主体の取り組みによる課題解決が有効」と市の責任を回避する答弁をおこないました。
私は、「採算性も含め、住民に責任を押し付けるもの」と公的支援の強化を求めました。
自治会でコミュニティ交通の実施を検討している野川南台地域の取り組みについて、運行経費への補助を求めるとともに、「誰もが乗れる公共交通として整備に努力すべきではないか」と市の対応を求めました。
まちづくり局長は「今後とも、本格運行を目指した地域の主体的な取組に対し支援する」と引き続き協議会を支援していく考えを示しています。
わくわくプラザ事業
わくわくプラザと学童保育の問題では十年前、児童福祉法で、わくわくプラザなど全児童対象事業と学童保育事業が個別の事業として位置づけられた事をどう受け止めるかとただしたのに対して、市民局長は学童保育について「児童館等の事業と併せ、大変重要なもの」と述べましたが、わくわくプラザ事業は、全児童対策事業と学童保育事業を「一体的に実施している」との立場に終始しました。また、国が学童保育のガイドラインで七一名以上の大規模施設の解消を求めている問題では、「市内七施設への改善策を新年度検討する」と答弁。障害児への対応を充実させる問題では、障害児の巡回相談員を三名から六名に増員したこと、発達相談支援センター職員による、わくわくプラザ職員等への研修などの支援を行うことを明らかにしました。
商店街への電気料金補助引き上げを
商店街街路灯の電気料補助率の引き上げを求めたのに対し、「今後、商店街連合会へのヒアリングなどを実施し、安全・安心まちづくり庁内連絡会議で検討していく」と答弁。水道料金の改定については、二〇一〇年の料金改定の際、大企業優先ではなく、市民生活や地域経済を優先した改定にするよう求めたのに対し、水道局長は「一般家庭にも配慮し、決定したい」と答弁しました。