「リニア新幹線」縦抗予定地で縄文時代早期の遺跡の発掘調査が行われました
王禅寺の「ヨネッティ」の向かい側、「リニア新幹線」の縦抗(直径30m)の予定地(東百合丘3丁目)で、今から9000年から7000年前の縄文時代早期と呼ばれる時期の土器や縄文人が動物を捕まえるために作った落とし穴などが発見されるとともに、縄文時代に埋没した谷が見つかり、埋まった土の中から、たくさんの縄文土器や石器などが出土しました。調査後は開発され遺跡は壊されることになります。歴史公園として保存することが望まれます。
リニア新幹線、国が3兆円の融資で事業を前倒し
JR東海が推進するリニア中央新幹線の大阪までの全線開業を前倒しするため、政府は7月20日、同社に対して建設資金の低利貸し付け制度によって3兆円もの貸付を行うことを明らかにしました。総事業費9兆円にも及ぶ大規模事業で、今まで、JR東海は自己資金で行い税金の投入はないとしてきましたが、低利融資という形で、公的資金の投入になることが想定されます。日本共産党川崎市疑団では、安全性や環境破壊、市民にも工事効が意など被害をもたらすものとして、工事の中止を求めています。