石川けんじ
石川けんじ石川けんじ

地域子育て支援センターの職員を増やさなければなりません。

2009,06,13, Saturday

6月10日、私の地元の「さぎぬま地域子育て支援センター」と高津区の「かじがや地域子育て支援センター」の視察を石田議員と政務調査員とで行いました。
子育て支援センターは、祝日・年始年末を除く平日、親子のふれあいスペースの確保と遊びの提供や子育て相談などを行う施設です。廃止された市立の幼稚園の施設を利用した単独施設と保育園に設置されている施設とがあり、ともに地域の子育て支援施設として 重要な役割を担っています。
今回、訪問した2つの施設は、幼稚園だった施設をそのまま使った単独の施設で、遊具で遊ぶ親子や親子体操で楽しむ姿を見て、ほほえましくなりました。急な訪問にもかかわらず、職員の方も親切に対応してくれて、こんな環境なら、子どもたちものびのびと 遊ぶことができると感じました。
しかし、職員の方のお話を聞いて驚いたのは、この施設を運営するのに正規の常勤職員が1名、非常勤職員が2名ということでした。利用者も多くなり、相談事も複雑なものや時間をかけたケアーが必要な場合もあるはずです。また、常勤の職員さんは、地域での子育て活動への支援や会議などもあり、施設をあけることもあるといいます。「安全管理は親の責任で」と利用者に説明はするものの、安全管理だけでも、さぞ、大変だろうと思いました。
また、各施設では、工夫を凝らしたイベントも開催していて、地域のボランティアの協力があるとはいうものの、そうしたコーディネートも大変な仕事です。 「もう一人、常勤の職員がほしいですね」休暇を取るのも気兼ねするという職員の方からは、本音がポロリ。さぎぬまでは、掃除は行き届いてるものの、老朽化した施設の傷みも気になりました。
地域の子育てに重要な役割を果たしている施設にしては、市の援助が足りないと思います。せめて、職員の配置を増やし、利用者にも職員にも安心できる環境を作るべきだと思います。
施設の概要は、次のところにアクセスしてみてください。
http://www.city.kawasaki.jp/35/35hoikuu/kosodateshien/index.html